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ピスタチオタルトの作り方|Vegan|

Sweets

今回はピスタチオを使った、エグいくらいリッチなタルトの作り方を紹介します。

 

タルトはバター、卵を使うからこそ美味しいお菓子です。

ありとあらゆる科学的現象を駆使して作っているので材料の代替えはそう簡単に見つかりません。

バターの代わりに液体状のオイルを使えばいいという単純な話ではありません。

科学的に考えて代替え食材、分量を考える必要があるのです。

そんな感じでヴィーガン仕様のタルトのレシピ作りはとても苦戦していました、、、

「ヴィーガン仕様のタルトは作れないのか、、?」

若干の諦めを抱えていた中、試作を繰り返すこと数年、、、(回数的には数回)

ようやくできたのです!!

まじで美味いヴィーガンタルトが!!

卵も乳製品も使わないヴィーガン仕様のタルトは、生地が若干扱いづらい代わりに作り方がかなり簡単です。味は普通のタルトと変わらないくらい美味しいのでぜひ作ってみてくださいね^^

 

プレーンタイプのタルトのレシピはそのうち紹介するわ^^

材料(タルト型12㎝)

〇タルト生地〇

薄力粉       45g

片栗粉       10g

きび砂糖      10g

豆乳        10g

こめ油       10g

ピスタチオペースト 5g

 

〇ピスタチオクリーム〇

こめ油       40g

豆乳        40g

きび砂糖      40g

薄力粉       40g

アーモンドプードル 40g

ピスタチオペースト 7g

ベーキングパウダー 1g

作り方

〇タルト生地〇

1.薄力粉と片栗粉を合わせてボウルにふるいます。

2.残りの材料を入れてゴムベラで粉気がなくなるまで混ぜます。

3.タッパーに入れて冷蔵庫で30分以上休ませます。

4.4号サイズ(12㎝)の丸型に生地を入れて、押さえるように伸ばします。(底部分のみ)

〇ピスタチオクリーム〇

1.薄力粉、アーモンドプードル、ベーキングパウダーを合わせてボウルにふるいます。

2.残りの材料を入れてホイッパーでしっかり混ぜます。

3.混ざったらタルト生地を敷いた型に流し入れます。

4.170℃に予熱したオーブンで30分焼きます。

5.粗熱が取れたら、シフォンナイフやステーキナイフ等を側面に入れて型から外します。

 

今回使う型

今回使う型は底が取れるタイプの丸型です。

タルト生地は側面には無く、底にしかありません。

底が取れない型を使うと泣くはめになります、、

僕は丸くて底が取れる型はケーキ型しか持ってないのでこれで作ったけど、タルトリングの方が作りやすいと思います👍

※フッ素コーティングされた型を使うときは、傷が付かないようにやさしくシフォンナイフで外しましょう

美味しく作るコツ

ヴィーガン仕様のタルトは、美味しく作るコツがほとんど無いと思ってもらって大丈夫です笑

何も考えず混ぜて作っても実はそこまで味は変わらないんですね!

あえて言うならこんな感じのコツがあります。

・生地もクリームも混ぜすぎない
・あえて乳化させない
・ピスタチオペーストを使い分ける

この3つですね!

それではひとつずつ見ていきましょう👍

生地もクリームも混ぜすぎない

小麦粉を使ったお菓子は「なるべく混ぜないように」する必要があります。

理由は、焼きあがった生地が硬くなるからです。

小麦粉は水分を加えてこねるとグルテン膜が出来て、生地に弾力を持たせる特性があります。パンの弾むような弾力はこのグルテン膜によって作られます。この弾力は洋菓子には無い方がよい特性なので、タルト生地を作るときは粉気がなくなったら、それ以上はあまり混ぜないようにしましょう。

あえて乳化させない

タルトに使われるアーモンドクリームは乳化してないくらいが美味しいとパティシエは言います。

焼きあがった生地からじんわり油がにじんでるような感じがなぜか美味しいのです。

今回のピスタチオクリームも例外ではありません。

乳化を簡単に言うと、油と水が混ざった状態のことを言います。

お菓子や料理では基本的に「乳化はさせるもの」という風に考えられています。なぜなら美味しくなるから。

しかし、ピスタチオクリームはあえて乳化させません。

方法は簡単で、上の「作り方」の通りに作るだけ。

はい、それだけです。

それだけであえて乳化させない状態が簡単に出来上がるのです👍

ピスタチオペーストを使い分ける

ピスタチオタルトの味と見た目はピスタチオペーストで決まると言っても過言ではありません!

結論から言うと、味重視ならロースト。見た目重視ならフレッシュペーストを使いましょう。

ピスタチオペーストは2種類ありまして、それがローストタイプとフレッシュタイプです。

名前の通りローストしたピスタチオを使っているか、生のピスタチオを使っているかの違いです。

もちろんどちらを使っても美味しいのですが以下の違いがあります。

ローストタイプはピスタチオの香ばしさと深いコクが味わえますが、色が緑ではなく茶色いです。

フレッシュタイプはピスタチオの緑色がとても鮮やかですが、香りとコクが弱く深みに欠けます。

最近は低温焙煎することで緑色が残ったローストタイプもありますので、要チェック!!

 

下のペーストは無添加+ピスタチオのみで作られたペースト達です👍

ローストタイプ 数少ない有機ピスタチオペーストです^^

フレッシュタイプ 綺麗なピスタチオカラー

スーパーグリーン 美味くて色鮮やか

ちなみに僕が使ってるのはミコヤ香商のピスタチオペーストです。
色素とか香料みたいな添加物が入ってるので個人的にはおすすめしません。
じゃあ、なぜ使ってるのかって?
賞味期限切れが原因で1㎏丸ごと捨てようとしてる愚か者がいたからですよ、、、
開封もせず、「もう使わないから捨てるね^^」とか言ってたので救い出しました笑
今は冷凍庫で保管してチマチマ使ってます👍

美味しく作るコツまとめ

・生地もクリームも混ぜすぎない
 混ぜすぎると焼きあがった生地が硬くなる

・あえて乳化させない
 ピスタチオクリームは分離してるくらいが美味い

・ピスタチオペーストを使い分ける
 味重視ならロースト、見た目重視ならフレッシュタイプを!

 

以上!

これ結構自信作だからぜひ作ってみてね^^



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