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ヴィーガンが牛乳を飲まない5つの理由

VEGAN

こんにちは!

Beautiful Sweets.の柳田です^^

僕がヴィーガンになって4年が経ちました。

その間牛乳は一切飲んでいませんが健康的な面ではなんの問題もないです。

むしろ体調はかなり良くなりました!

 

僕が牛乳を飲まないと人に伝えると

「カルシウム摂れないじゃん」

「鉄分どうしてるの?」

「力出ないぞ!」

とよく言われます。

ラッキーなことにカルシウムや鉄分は動物由来の栄養素ではないので

野菜からでもたっぷりと摂取することができます。

そして力はしっかり出ています。

ほんとに何の問題もないのです。

 

ということで今回は牛乳にまつわるヴィーガンのお話をしたいと思います。

 

なぜヴィーガンは牛乳を飲まないのか

主な理由は過去の投稿の

”ヴィーガンが牛肉を食べない理由”

という記事と同じですので

ぜひこの記事と合わせて読んでみてください。

https://www.beautifulsweets.net/gyuniku/98/

 

牛乳を生産する酪農業は牛肉産業とはまた違った問題があります。

今回はその違った問題点について話していきます。

 

VEGANが牛乳を飲まない理由としては人によって違ってきますが

次のようなものあります。

・酪農業による環境破壊

・母牛と子牛の扱い

・牛乳がもたらす健康被害

こんな感じですかね。

 

牛乳てだけでもたくさんの理由があります。

それではこれらについてお話します。

酪農業による環境破壊

地球温暖化の原因の80%が畜産によるものだと言われています。

80%は大げさなようにも感じますが

畜産業は森林伐採、温室効果ガス、水質汚染など様々な問題を起こしています。

中でも牛の畜産は特にやばくて、以下のようなことが上げられます。

・メタンガスの排出

・アマゾンの森林伐採

・生産効率が悪い

 

メタンガスの排出

牛は反芻動物(はんすう動物)です。

反芻動物は胃袋を複数持っていて、食べ物を口と胃を往復させています。

口 → 第1胃 → 第2胃 → 口 → 第3胃 → 第4胃 → 腸という流れです。

このサイクル中に微生物による発酵が起こり、メタンガスが発生します。

メタンガスとは二酸化炭素の25倍の温室効果のある物質のことです。

牛はこのメタンガスをゲップやおならで排出します。

 

牛が排出したメタンガスは世界中の乗り物が排出している温室効果ガスよりも量は少ないのですが、環境破壊を進めています。

 

アマゾンの森林伐採

アマゾンの森林は地球の肺と呼ばれていて

世界で排出された二酸化炭素を酸素に変えるとても重要な役割があります。

とても重要な役割があるにも関わらず森林伐採が進められています。

目的は畜産のためです。

畜産・酪農には広大な敷地を必要とするため、どんどん森林伐採されています。

その速さは凄まじく、1分間にサッカーフィールド27個分の森林が畜産のために数を減らしています。

 

生産効率が悪い

牛乳の生産効率は悪いです。

牛の大きさを思い浮かべて見てください。

かなり大きいですよね?

その巨体を維持するためには大量の餌と水が必要となります。

しかし残念なことに、牛に与える肥料の量に対して生産される牛乳の量は少ないのです。

近い未来に食糧難が来る

近い未来に水を求めて戦争が起こる

このようなことが言われている中、貴重な食料と水を大量に牛へ与え、少量の牛乳を得るというのは果たして賢明な判断なのだろうか?

 

これらがもたらす環境破壊はかなり問題となっていて畜産業はもはや持続不可能とされています。

 

牛たちの扱いが酷い

酪農家による牛の扱いというのはとても酷いです。

 

酪農家から見れば、牛とは自分たちに利益をもたらす商品にしか見えていないのかもしれません。

そんな愛のない人たちから苦しみを受ける牛は跡を絶ちません。

 

ヴィーガンが牛肉を食べない理由という記事でもお話しましたが、

牛は麻酔なしで角を切られたり、鼻輪を通す穴をあけたり

従業員のストレスのはけ口になったりとかなり酷い扱いを受けています。

これは酪農の牛も同じです。

個人的には酪農業の牛はさらに酷い扱いが多い傾向にあると思います。

母牛の扱い

母牛は牛乳を作る道具です。

いきなり心無い言葉を出してしまいました。

しかし、これは現実なのです。

たとえ母牛の体が限界を迎えようと容赦なく牛乳を大量生産させています。

牛が牛乳を生産し続けるのは、人間のお母さんが母乳を出せるようになるのと同じで妊娠をする必要があります。

牛乳を生産し続けるためには、母牛は何度も何度も妊娠をさせられます。

強制的に妊娠をさせられ、出産を繰り返させられ、牛乳を生産し続けられる体にされています。

 

また、牛たちはものすごく狭い檻に入れられています。

その狭さは体の向きを変えることすらできないほどです。

広い牛舎を持っている業者さんもいるのですが、広々と使うのではなくぎゅうぎゅうに牛を詰め込みます。牛だけに。

 

檻の中で母牛は動けません。

そのため母牛はみな運動不足となっています。

この運動不足が原因で、牛は自力で出産できません。

自力で産めないのはそれだけ筋肉が弱っているからだそうです。

テレビでこんなシーンを見たこと有りませんか?

飼育員さんが出産中に子牛の足等を引っ張って出産を手伝う。

テレビでよく見る感動的なシーンですよね、僕もよく見ていました。

自力で産めなくしたのは自分たちだったんですね。。。

 

母牛は妊娠しないと牛乳を作れません。

そして、子牛に母乳を与えると作りだされる牛乳の量は減っていきます。

牛乳の量が減ってしまうのは酪農家にとってはとても困るので

出産が終わったらすぐに子牛を取り上げ,

また強制的に妊娠させることで牛乳の量が減ることを防ぎます。

ちなみにこれは2~3年繰り返されるため

母牛にはとても負担がかかってしまいます。

 

2~3年繰り返した後に母牛の乳の出が悪くなれば、利益にならないので牛肉として出荷したり

肉にできないようなら捨ててしまいます。

 

ほかにも

異常なほどの母乳の量で乳房炎になり、破裂する。

遺伝子組み換えのエサを与えられ、内臓疾患になり抗生物質漬けになる。

など母牛だけでもこんなに問題点が出てきます。

子牛の扱い

子牛は生まれてから、2~3日くらい母乳を与えられます。

これは病気を予防するためです。

中には生まれてすぐ離されることもあるようです。

 

その後は別の檻で人口授乳で育てられます。

この授乳が本当に大変で、

子牛は哺乳瓶で与えられるミルクを飲みたがらないことがあります。

それはそうですよね。生まれて間もない赤ちゃんなんだから母乳がいいに決まってる。

しかし、ミルクを飲んでもらわないと弱ってしまいます。

いろんな手を使って飲んでもらおうと試行錯誤の繰り返し。

なかには無理やり飲ませようとする飼育員さんもいるようです。

そんなことしても子牛は当然飲んでくれません。

飼育員さんは飲んでくれないことに対してイライラしてしまい、暴力に走ります。

暴力が過激で死んでしまう子もいます。。。

 

檻の中にいる子牛は口さみしさに異常行動をとります。

檻の鉄格子をしゃぶったり

口から血が出るまで噛み続けてり

お母さんを呼ぶようにずっと鳴き続けたりします。

可哀そうすぎますね。。。

 

 

ちなみにオスの牛は利益になりにくいようで

生まれてすぐに捨てられたりすることもあります。

 

牛乳の健康被害

これはどんな食品にも言えることですが

量を見極めないと、どんなに健康に良いと言われる食品でも

食べすぎれば”毒”になり得ます。

これは牛乳や乳製品も一緒で

量をきちんと調整すれば健康的で体によい影響を与えてくれるのは間違いないです。

しかし、牛乳や乳製品は毒になってしまう可能性が高い食品であることも間違いないのです。

 

牛乳を摂りすぎて起こる健康被害

牛乳や乳製品のとり過ぎでおこる健康被害として

前立腺がん、卵巣がん、乳がん、大腸がんなどのがんリスクや

牛乳に含まれている飽和脂肪酸により、血中コレステロールが高まることで

心臓病や心臓発作などのリスクが高くなってしまいます。

 

これは牛乳が悪いとは一概には言えないのですが

きちんとした量を見極めないと

このような毒となってしまいます。

 

ハーバード大学の研究によると一日の上限摂取量

牛乳 コップ1~2杯

ヨーグルト 170~450g

とのことです。

 

そもそも乳牛が、、、

そもそも乳牛が不健康そのものです。

上記で話した通り、牛は自然体でないうえにストレスにまみれています。

食べているエサは遺伝子組換え。

抗生物質、ホルモン剤、ビタミン剤などの薬づけ。

妊娠出産を何度も繰り返し、体はもうボロボロ。。。

そんな牛から採取した牛乳が健康食品と言えるのかは疑問ですね!

 

牛乳に変わる植物性ミルク

牛乳に代わる飲み物はとても増えてきています。

大豆から作った豆乳は昔からあったのですが、今ではいろんな種類の植物性ミルクが当たり前のように手に入れることができるようになりました。

ヴィーガンにとっては選択肢が増えてとても嬉しい変化ですよね!

なんなら増えすぎてどれがいいのかわからない!なんて悩みすら出てきます笑

そこでパティシエでヴィーガンの僕が実際に飲んで

個人的においしい!と感じたおすすめの植物性ミルクをピックアップします。

筑波乳業 濃いアーモンドミルク

飲んだ瞬間「うまっ!」と思わず声に出したアーモンドミルクです。

正直アーモンドミルクはそこまで好きではなかったです。

理由の一つは添加物が入っているから。

どのアーモンドミルクを見ても、だいたい添加物が入っています。

おいしいはおいしいけど、なんだか好きになれないんですよね。

けどこのアーモンドミルクは無添加なんです!

それだけでも素晴らしいのに、味がずば抜けておいしいのだからもうアーモンドミルクはこれしか勝たん!

個人的にはほんのり黒糖が好きです。

アルプロ オーツミルク

お次は最近話題のオーツミルク!

オートミールから作ったミルクなのですが、もうこの時点で体に良さそうな気がしませんか?^^

僕はオートミール粥の味が苦手で、オーツミルクを試しに買ったときは少しビビってました。いざ飲んでみると「うまっ!」てなりました笑

そのまま飲んでもおいしいけど、コーヒーに入れるのが最高においしいです。

KAGOME オーツプラス オーツカフェ

オーツミルクをベースにしたカフェラテです。

甘味料、保存料不使用で優しい味わいとなってます。

野菜が入ってるので、カフェラテのつもりで買うと失敗するかも?

オーツミルクを試してみたい方にオススメです

 

キッコーマン マカダミアミルク

マカダミアミルクはまずいと不評をよく聞きますが

僕は結構好きでした!

アーモンドミルクが苦手な人はまずく感じるのかな?

一度しか飲んだことないけど、次買ったら絶対コーヒーに入れて飲みたいです。

絶対合う🤤

終わりに

ここまで酪農業は”悪”だ!!みたいに話してきましたが、

すべての酪農家がこのような状況とは限りません。

 

様々な問題点を解決しようと、牛たちを大切に育てている人たちももちろんいます。

牛乳の生産ができなくなった牛を、肉として出荷するのではなく

1つの命として寿命まで大切に育てる酪農家もいます。

 

それでもまだまだ上記のような酷い状況が続いているのも事実。。。

牛乳を買うということは

このような状況を許し、間接的に加担している状態です。

 

そんなのは嫌だ!

無駄に犠牲となってしまう命を少しでも減らしたい!

環境を守りたい!

という気持ちからヴィーガンになる人が増えています。

 

もしこの記事を読んでヴィーガンに興味を持っていただけたら

週に1日だけヴィーガンを取り入れてみたり、

牛乳を飲むことをやめたりなど

ご自分のペースで大丈夫です。

 

ぜひヴィーガンというライフスタイルを取り入れてみてください(^^♪

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