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ヴィーガンが鶏肉を食べない理由

VEGAN

なぜVEGANは鶏肉を食べないのか

VEGANは鶏肉を食べません。

その理由は人によって違ってきますが、次のようなものがあります。

・養鶏による環境への影響

・劣悪な飼育環境

・鶏肉の安全性

・鶏の扱いの酷さ

ざっくりとこんな感じですかね。

前回投稿した牛肉に関しての記事と比べて少なめではありますが

養鶏も同じく酷い現状であるのは間違いないです。

 

養鶏では卵を生産する鶏と肉になる鶏とで分けられることがあります。

今回は肉になる鶏にフォーカスしてお話します。

卵にフォーカスした記事はこちらです(^^)/

ヴィーガンが卵を食べない理由
僕がVEGANになって2年がたちます。VEGANになるまでは卵料理が大好きでした。親子丼やオムライスが特に好きで、頻繁に作っていました。オムライスなんて相当練習してましたねふわふわなオムレツを作ってご飯の上でパカッと割れるやつ今はできないだ

 

養鶏がもたらす環境への影響

養鶏が環境にもたらす影響は、牛肉の影響に比べても少ない傾向にあります。

しかしながら地球温暖化への影響が大きいことは変わりませんし

鶏肉の消費量というのは年々増加しています。

日本では豚肉の消費量を超えてしまいました。

 

養鶏がもたらす環境への影響でも特に影響がおおきいのは水質汚染だそう。

 

豚や牛と違って、かなり密集させて大量に飼育することが非常に多く

その分糞尿の量もかなりのものになります。

 

あまりの量のおおさに、処理が追い付かなかったり

もう処理をやらない業者もいるようです。

もちろんしっかりしている業者さんもいらっしゃいますが、、、

 

それが原因で雨風を通じて水質汚染へとつながります。

 

劣悪な飼育環境

上記でも出てきましたが

養鶏はかなりの密集で飼育していることが多いです。

イメージとしては、日本の満員電車って感じかな

経験している方はわかりますよね!あのみっちみちの密集具合!!

あれに毎日乗るのほんまアホポンですよ。。。(笑)

 

けど鶏はもっとひどいですよ?

かなり狭い鉄網のゲージに身動きがほとんど取れないくらいぎゅうぎゅうに詰め込みます。

そのゲージを電車のように横に並べますが、さらに上に何段も重ねます。

鶏は短い一生をずっと満員電車の中で過ごします。

 

そして施設です。

ウインドウレスという施設があります。

 

文字通り窓がなく光も風も入ってこない施設です。

この中で鉄網のケージに

ぎゅうぎゅうに詰め込まれた状態になるので

鶏のストレスは計り知れないものとなります。

 

ほとんどの羽が抜け落ち、赤いはずのとさかは白く脱色、仲間同士でつつきあい傷つけあいます。

ケガや病気になろうが治療はお金がかかるため行いません。

養鶏は出荷までの期間が短いため、世話をほとんどしない人もいるみたいです。

その中で死んでしまう鶏もいますが、みんなボロボロすぎて

どの子が生きていてどの子が死んでいるのか見分けるのは困難。

死んだ仲間の上で一生を過ごす鶏もいる。。。

 

人間はそんな肉を食べてるんですよ?

衛生的にもかなりやばいですよねこんなの。。。

 

鶏肉の安全性

養鶏場ではとにかく短期間で大きく育てるために

エサに成長ホルモンや抗生物質などの薬物を混ぜています。

本来鶏が成長するに4~5か月ほどかかるのですが

このエサを食べている肉用種はたったの

45日で成長させられているのです。

あまりにも早すぎて鶏の体がもたないことが多く、

体重を支え切れずに足を骨折したり

内臓が圧迫され、呼吸困難になったりする子もいるのです。

 

 

ただでさえ動けないようなケージに入れられ、運動不足で体が弱っているのに

そんなことされて体がもつはずないですよね。

 

しかし飼育員は

体調管理などをしないため異常状態になろうとも知りもしないし

わかっても放置、または処分です。

 

劣悪な環境下でほとんど飼育されることなく育てられ、

鶏の原型を失う程のストレスや

異常なほど太らされた体、仲間たちに押しつぶされた

異常な鶏のお肉が果たして安全と言えるのだろうか。。。?

 

鶏の扱いの酷さ

鶏は生まれた瞬間から生き地獄です。

卵から羽化したら、オスは利益になりずらいのでゴミとして生きたまま捨てられます。

メスは肉になるか、卵を生産する機械として育てられます。

 

メスはまずくちばしを切断します。

これから迎えるストレスで仲間をつついてもケガしないようにするためです。

 

鳥のくちばしは神経が通っていて、痛みを感じます。

激痛のあまりエサが食べれず死んでしまう子もいるようです。

 

その後は上記で話した通りの地獄です。

 

ほかにも、飼育員のストレスのはけ口になることもあります。

殴り殺されたり、踏み殺されたりしている映像を見た時には

とても同じ人間がやっていることとは思えませんでした。

 

鶏に生まれてきたというだけで

これだけの地獄を味合わされることが

当たり前でいいのか?

そんな不幸な鶏のお肉を食べて幸せなのか?

 

だから感謝して食べるんじゃないか!

おいしく食べてもらうのがこの子たちの幸せなんだよ!

という声を聴いたことがあります

 

僕があなたの首を絞めて、「おいしく食べるから安心してね!ありがとう(^^♪」

なんて言われて「あ、感謝されておいしく食べてくれるなら幸せだな!」とか思います?

サイコパスすぎるでしょ(笑)

 

 

でも、肉はおいしくてやめられないという人も多いです。

それはそれでいいと思います。

 

ただ、何も知らずに肉を食べるのではなく

この現状を知ったうえで肉を食べ続けるという選択をしてほしいです。

 

 

テレビでよく見る養鶏場

テレビでよく見る放し飼いのようなのびのびと飼われている養鶏はごく一部でしかやっておらず

人に見せれるような、テレビで扱えるようなそんな養鶏場を映しています。

心がある方たちが一生懸命に命と向き合った結果だと聞いたことがあります。

放し飼いは規模にも
よりますがお金がないとできないことだし、

コストもすごくかかり

 

結果、鶏肉の売値が高くなってしまう

 

それでも鶏は動物であり、命なのです。

 

表面的な情報をうのみにしてしまうのではなく

肉を食べる人 一人ひとりがこの現状を知り

 

物の価値というものを見極めて、とにかく安いものを選ぶのではなく

 

なぜ高いのか?

なぜ安いのか?

 

ということを考えていかないと

この問題は解決できないのかもしれません。

 

終わりに

VEGANが鶏肉を食べない理由を話してきましたが

いかがだったでしょうか?

本当にひどい現状だという事を

たくさんの人に知っていただけたら幸いです。

 

こんなにひどい現状の中

鶏たちの命を大切にし、飼育環境を改善して育てている方たちが世界中に増えてきています。

とてもありがたいことだと思います。

 

残念ながら日本はかなり遅れているようで

いまだに上記で話してきた劣悪な飼育環境が続いているのは

日本くらいだとも言われてしまっています。

本当に残念です。

 

VEGANになるとこのような問題だけでなく、

ほかにも様々な問題を解決する力の一部になることができます。

VEGANは動物たち、地球環境、そして自分自身にやさしいライフスタイルです。

 

少しでもVEGANに関心が出てきましたら

週に1日だけ肉を食べないとか

プライベートだけVEGANになるとか

どんな形でもいいので、チャレンジしてみてください。

きっと良い変化が訪れますよ。

 

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